文化人類学カフェだより 「散歩とバターとニュートンと」

文化人類学カフェだより 「散歩とバターとニュートンと」
  豊平 豪 Toyohira Takeshi / 一般社団法人torindo

陽の光と風の心地よさのバランスがとれて散歩の季節になりました。最近は小学校が休校になっている息子と歩いて買出しにいくのを日課にしています。道中がちょうど桜並木になっていて、葉桜から花が雪のように舞い散っていきます。それを二人で手のひらキャッチしてみたり。
トイレットペーパーやらティッシュがなくなっていた商品陳列棚は落ち着いてきました。でも今度はバターがなくなっています。ニュースによると自宅でお菓子作りをする親子が急増したことが原因だそうで。インタビューに答えた、とあるスーパーの店長は「今の日本、学力は下がっていくかもしれませんが、お菓子作りの技術はあがっていますよ!」と語っていました。
そういうこともあるのかもしれません。科学史に残る天才アイザック・ニュートンも、1660年代のペスト流行で大学が休校の折、故郷で過ごすことになった2年間で、三大業績と呼ばれる大発見をしたそうですし。
ともあれ、そんな親の気持ちなんて知らずに、息子は黄色い菜の花々に舞う白いモンシロチョウに夢中になって転んだりしているのでした。

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