上の写真は脳梗塞を発症したことを期に、アルツハイマー病が判明した頃の母だ。体全体が脱力し、目を閉じている時間が多かった。ほんのわずかでも元気を取り戻してやりたいと痛切に思った。そんな切実な思いに反比例し、自分の時間管理と根気強さに大きな疑問をかかえていた。半分はできる自分、あと半分はそんな忍耐力は毛頭ない自分がいた。